医療脱毛とエステサロンで行われている光脱毛(IPL脱毛など)の違いは、使用する脱毛機器が違うことが1番のポイントです。
医療脱毛では、医療機関にのみ使用が許可された医療レーザー脱毛機を使用しており、毛根細胞を破壊する行為(=脱毛)が可能です。対して、エステサロンでは特別な認可の必要のない光脱毛器を使用しており、細胞を破壊する行為が行うことができないため、十分な効果を得ることができません。
また、医療脱毛では、医師の指示の元、看護師が施術を行います。
痛みに弱い場合にも医療脱毛なら麻酔が使用できるので、高い効果のまま痛みの軽減が可能です。
対して、エステサロンで使用する機械は出力が低いため痛みが少ないと言われていますが、それでも痛みがある場合にはさらに出力を下げる必要があり、十分な効果を得ることができない可能性があります。
医療脱毛に限らず、脱毛はリスクを伴う施術です。
施術後の赤みや毛嚢炎(毛包炎)、増毛化・硬毛化や火傷など、脱毛行為にはさまざまなリスクを伴います。いずれのリスクもきちんとケアを行えば大きな心配はありませんが、迅速に正しい処置を行えない場合、傷跡や色素沈着などの恐れもあるため注意が必要です。
医療脱毛の場合は医師がいるため、万が一の際も迅速に診察や処置を行うことが可能です。
医療脱毛 | 美容脱毛 | |
---|---|---|
照射パワー | 強い | 弱い |
ターゲット | 脱毛ターゲットを破壊 | 脱毛ターゲットへのダメージ |
脱毛効果 | 半永久的な脱毛 ターゲットとなる幹細胞を破壊 |
一時的な除毛・減毛 皮膚に負担を与えず、幹細胞を破壊しない範囲でしか行えないため、施術後の持続性は期待できない。 |
必要な回数 | 5~6回 | 10~15回以上 |
施術者 | 有資格者 医師・看護師 | 資格不要 |
トラブル時の対応 | 医師による診察 | カウンセラー |
薬事承認 | 承認あり | 承認なし |
最終脱毛をしてから一か月後の毛の再生率が20%以下であること
(米国電気脱毛協会)
照射後、6か月以降経過しても毛が減少した状態を維持できること
(FDAの永久減毛の定義)
部位 | 範囲詳細 | 価格(一回) | |
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全身 | 両腋下 両腕 両脚 体幹(胸 背中 おなか) おしり | 88,000 | |
全身 + 顔 | 全身 顔 | 99,800 | |
全身 + VIO | 全身 VIO | 102,800 | |
全身 + 顔 + VIO | 全身 顔 VIO | 114,600 | |
顔 レーザー フェイシャル |
顔 | 口唇周囲 頬 額 | 13,200 |
口唇周囲 | 鼻下から上唇周辺 下唇周辺 マリオネットライン | 4,400 | |
頬 | 耳前から鼻横まで | 4,400 | |
額 | 額から眉上まで 眉間 | 4,400 | |
上半身 | 両腋下 | 脇のした | 5,500 |
胸 | 鎖骨からアンダーバストまで | 11,000 | |
お腹 | アンダーバストから腰骨の高さまで | 11,000 | |
背中 | 両側肩のでっぱりから両側腰骨の高さまで | 22,000 | |
両腕 | 上腕 前腕 肘 手背 | 17,600 | |
上腕 | 肩のでっぱりから肘まで | 8,800 | |
前腕 | 肘から手首まで | 8,800 | |
手背 指 | 手背 | 3,300 | |
下半身 | 両脚 | 大腿 下腿 膝 足背 | 27,500 |
大腿 | 鼠蹊部から太もものでっぱりのラインから膝上まで | 16,500 | |
下腿 | 膝から足首まで | 11,000 | |
足背 足指 | 足背 | 3,300 | |
おしり | 両側腰骨から両側太もものでっぱりライン | 11,000 | |
VIO | VIO | 16,500 | |
Vライン | 両側腰骨から鼠蹊部のライン | 6,600 | |
Iライン | 女性器周辺 | 5,500 | |
Oライン | 肛門周辺 | 4,400 | |
その他 | 外用局所麻酔剤 一本 3,000円(税込) 保湿クリーム 一本 1,200円(税込) |
初診時に紹介者をご提示ください。10%引きが適応されます。
ご紹介していただいた方には、一人につき500円割引をします。
施術一回につき紹介者お一人分の割引となります。
当院の受診券をお持ちの方は、紹介者割引が適応されます。
初診時に、当院ホームページ、インスタグラムのスクリーンショットを提示いただくと、紹介者割引が適応されます。
学生割引(高校生、専門学校生、大学生)は10%引きです。
紹介者割引、学生割引併用は20%引きです。
レーザー脱毛は、毛に含まれるメラニンに反応、熱が発生し周囲の組織を破壊します。毛がない状態ではレーザーに反応できません。
照射部位の剃毛を前日に必ずしてください。毛が伸びた状態はレーザーの効率が悪くなります。また皮膚面に火傷を生じる可能性もあり、大変危険です。
ご自身で完全に剃毛できない箇所は、照射前に当院で行います。
日焼けした状態では、皮膚のメラニンに反応し熱傷を生じるリスクが高くなるため、照射をすることができません。日焼けをしないように日焼け止めなどをご使用ください。
治療時には照射部位の日焼け止めやファンデーションをおとして頂く必要があります。
日焼けをしてしまった場合は、日焼けが落ち着いてから(最低1か月間)の照射となります。
回数には個人差がありますが、計5~6回の施術が推奨されています。
毛周期(毛が生え変わるサイクル)により照射間隔は1.5~2か月前後をお勧めします。
高校生からお受けしています。未成年の方は保護者の同意が必要です。保護者同伴でお越しください。
レーザー脱毛は永久に無毛状態を保つことができるわけではなく、若干の毛の再生が生じます。
照射後に赤いブツブツや毛穴の盛り上がりが見られる場合、毛穴周辺の皮膚に軽度の炎症とむくみ(炎症性浮腫)が起こっている可能性があります。
脱毛による正常な反応で、翌日までに症状が治まるケースが大半です。
ヒリヒリとした灼熱感や赤みが引かない場合は、必要に応じてお薬を処方いたしますので、医師にご相談ください。
異物反応によって照射部位に痒みのある場合があります。掻いてしまうと色素沈着の原因になるので、内服薬、外用薬等で痒みを抑えます。
照射部位にニキビのようなブツブツが現れた場合、毛包(毛根を包む部分)に細菌が入り炎症を起こした「毛嚢炎(毛包炎)」の可能性があります。
毛嚢炎の原因菌となる黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌などは、普段から肌の表面や毛穴に常在細菌として存在していますが、肌のバリア機能によって適切にバランスが保たれています。しかし、レーザー照射で発生した熱によりバリア機能が弱まると、一部の菌が増殖し、炎症を起こしてしまうことがあるのです。軽い毛嚢炎であれば1〜2週間で自然に治りますが、長く続く場合は医師にご相談ください。
脱毛を何度か行った後、太くて硬い毛が生えてくることを硬毛化といいます。
原因がまだ解明されていないため適切な予防法、改善法がありません。
硬毛化は、うぶ毛が多い部位や、皮毛角(肌と毛の角度)が大きい部位に起こりやすいといわれています。その部位の照射を避けることも一つの方法です。
当院では冷却機能を備えた脱毛機を導入し、照射の直前に肌を冷やすことで、火傷のリスクを低減しています。しかし、日焼けしていたり肌が乾燥していたりする場合に、火傷が起こるリスクはゼロではありません。
照射後の肌の赤みやヒリヒリ感が数日経っても治まらない場合は、火傷の可能性があります。放置すると跡(瘢痕)が残ってしまうおそれもありますので、すぐに医師にご相談ください。
噴射された冷却ガスで一過性の色素沈着や色素脱出が生じることがあります。
当院で導入している機器はGentleMax Pro(ジェントルマックスプロ)です。
国内での医療承認をうけた脱毛機器です。
GentleMax ProはアレキサンドライトレーザーとYAGレーザーの2波長を備えた脱毛機器です。2波長を使い分けることで太くて濃い毛から薄い毛まで、どんな肌色の人でも脱毛できます。照射時に冷却ガスを吹き付けて痛みをやわらげます。
GentleMax Proは、波長755nmと1,064nmの2波長を1台に搭載しています。波長755nmのレーザー光は、メラニンに対して選択的に吸収されやすいという大きな特徴があります。メラニンを多く含んでいる毛が光エネルギーを吸収し、熱に変換されます。その熱が毛の周囲の毛包・毛乳頭部に対して拡散することで毛の組織を破壊していきます。波長1,064nmのレーザー光は、波長が長く表皮メラニンへの吸収が少ない特徴があるため、皮膚へのダメージを最小限に抑えながら肌の深部までレーザー光を効率良く伝えることができ、効果的な脱毛治療を行うことができます。ダイナミッククーリングデバイスにより、直前に-26℃の寒剤を吹き付けて表皮を保護します。
アレキサンドライトレーザーは太くて濃い毛に、ヤグレーザーは産毛や細い毛にも脱毛作用を発揮します。シミや毛穴の引き締めも行いますので、脱毛と同時にお肌の調子を整える作用が期待できます。
顔全体にアレキサンドライトレーザーを照射することで、脱毛、メラニン色素除去の効果が期待でき、肌に透明感と滑らかさをもたらします。
マイルドな治療であり、レーザー照射直前に表皮を冷却するため痛みが少なく、ダウンタイムがほとんどないため治療後にすぐにメイクが可能です。
顔全体で13,200円(税込)です。
月に一回、3~5回を目安に行います。
肝斑への照射は、症状が悪化することがあるので行いません。
もみあげや下顎は硬毛化の好発部位のため照射はしません。
乾燥を予防するため、保湿を心がけてください。
日焼け止め(SPF30以上)を使用してください。
お化粧は赤味がひけばできます。
ダウンタイムが少なく、効果がマイルドな施術ですが、長期に継続して受けていただくと、効果実感への第一歩となります。
YAGレーザーを顔全体に照射してリジュビネーション(肌質改善)を図ります。
目じりの小じわやほうれい線のしわの改善、顔全体の引き締め効果等があります。
レーザーを低出力で中空照射し、熱を加えて真皮の温度を60℃前後まで温め、コラーゲンやエラスチンの新生により真皮のリモデリングが促されます。
痛みはありません。サウナ位の熱さを感じます。
照射範囲は顔全体です。
レーザーを長いパルス幅で照射することで、真皮深層に熱が加わり、コラーゲンやエラスチンの新生によりリモデリングが促されます。
脱毛効果がありますが、レーザーシャワーより痛みがあります。
照射範囲は頬より下半分です。
日焼け止め(SPF30以上)を使用してください。
当日のお化粧は避けてください。翌日以降、肌の赤味が落ち着いたら可能です。
保湿をしっかりと行い、スクラブ入りの刺激のあるものは避けてください。
照射後は肌がデリケートな状態のため、摩擦を加える等の刺激は避けてください。
タイトニングの照射後は、赤味や腫れが生じますが、1~3日程度で症状はほぼ消えます。症状が続く場合は冷やし、医師にご相談ください。
レーザーフェイシャル、レーザーシャワー、タイトニングは同日にはできません。
いずれか一種類の施術になります。
定期的な施術がメンテナンスとなり効果が保たれます。
YAGリジュビネーションと医療レーザー脱毛は同日にはお受けしていません。
価格 13,200円(税込)です。
ウイルスよりも小さな約1.4nmの水粒子が、肌のトラブルを改善します。
世界最小の水粒子により、非接触で「保湿」と「美容成分※1の導入」を同時に行います。
表皮の角質層の細胞の隙間は約50nmです。
それより大きい分子量の物質は、皮膚を透過しにくくなります。
皮膚のバリア機能も、有効成分※2を肌に浸透しづらくさせます。
肌荒れを起こした皮膚はバリア機能が落ちて、肌に有害な物質も通しやすくなります。
大切なことは、皮膚のバリア機能を整え、十分量の有効成分を皮膚に透過させることです。
※1,2 ビタミンC トラネキサム酸などの美白効果の認められるもの
小さな水粒子が角質層に浸透し、細胞間脂質のラメラ構造を正常に保つことによって、長時間肌の水分が保たれ、肌の土台を整えていきます。
角質層の水分量が多い健康な皮膚は、特に水溶性の有効成分の浸透がよくなります。
保湿は皮膚のバリア機能を整え、美容成分の浸透が良くなり、美肌を目指すのに理にかなっています。
きめの細かい、ハリのある、透明感の高い肌を目指しましょう。
妊娠中の方でも施術可能です。
非接触の施術のため、痛みの苦手な方にお勧めです。
ダウンタイムが無いので、施術後にお化粧しても構いません。
メニュー | 料金 | |
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ウィンセル単体(10分) |
単回:1000 4回セット:3600 お試し:500 |
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導入剤併用 | 高濃度ビタミンC + トラネキサム酸(20分) おすすめ |
単回:3000 4回セット:10800 お試し:1500 |
高濃度ビタミンC(20分) |
単回:2000 4回セット:7200 お試し:1000 |
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トラネキサム酸(20分) |
単回:1200 4回セット:4320 お試し:600 |
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ヒト幹細胞培養上清液(20分) special |
単回:12000 4回セット:43200 お試し:6000 |
ヒト幹細胞培養上清液とは、人体の体内にある「幹細胞」を培養した際に生じる「上澄み液」のことです。
幹細胞培養上清液にはエクソソームの他、細胞を働きを活性化させる成長因子(サイトカイン)を含み、皮膚や神経、血管の再生効果、様々な疾患に対する改善効果があります。特に肌のターンオーバー(生まれ変わり)による美容効果が高いことで、美容雑誌やメディアにも取り上げられ、次世代の「再生治療」として注目されています。
エクソソームは、肌の細胞のターンオーバーを促進する効果があります。
乾燥肌や肌荒れの原因の大半はターンオーバーの乱れです。エクソソームの効果でターンオーバーの乱れを改善することで、幅広い肌のトラブルを解決することが可能です。
また、エクソソームはヒアルロン酸やコラーゲンといった肌の美容成分の生成を促す効果も期待できます。
エクソソームには、細胞や血管の再生を促進する作用があり、「再生医療」に近い効果が期待できます。
老化によって毛細血管が減少すると、皮膚に酸素や栄養が届かなくなりシミやシワなどの原因となります。
エクソソーム治療によって、血管の再生を促すことで、皮膚に十分な酸素や栄養を届けることができ、その結果見た目の若返りやアンチエイジングにつながります。
この「ヒト幹細胞培養上清液」は国内の細胞培養加工施設で製造されているものですので、ご安心ください。
エクソソームは、エンドサイトーシス(細胞が細胞外の物質を取り込む機構の一種)により細胞内にできたエンドソームがさらに陥入することで作られた膜小胞が、細胞外に放出されたものです。エクソソームの表面には細胞膜成分が、内部には細胞内の物質が含まれるため、分泌された元の細胞の特徴を反映していると考えられています。
組織の再生を促す成長因子や細胞間の情報伝達物質を含んでおり、細胞間コミュニケーションに重要な役割を担っており、様々な疾患への応用が期待されています
細胞から分泌されたエクソソームは細胞と細胞の間に存在するだけでなく、体液(血液、髄液、尿など)にも存在しており、体中を循環しています。エクソソームの重要な機能として注目されているのは、細胞間の情報伝達に使われているということです。